【結論】
iPhoneの画面の右上に突然表示される鍵のマークは「画面縦向きロック」という機能がオンになっているしるしです。
故障やウイルスといった心配なものではありませんので、どうぞご安心くださいね。
これは、画面の向きが縦のままで固定されている状態を示しており、「コントロールセンター」という画面から、とても簡単な操作ですぐに解除したり、逆に設定したりできます。
【この記事でわかること】
- 謎の鍵マークの正体と本当の意味
- たくさんの画像で解説する、世界一やさしいマークの消し方・付け方
- 「画面縦向きロック」が役立つ便利な場面
この記事を読めば、あなたのiPhoneの画面に表示された鍵マークの疑問がスッキリ解決し、これからはこの便利な機能を自由に使いこなせるようになりますよ。
【まず結論】iPhone右上の鍵マーク、その正体は「画面縦向きロック」です
「あれ、iPhoneの画面の右上に見慣れない鍵のマークが出てる…何か変な設定しちゃったかな?」
そんな風に、少し不安に思われたかもしれませんね。
このセクションでは、まずそのマークの正体について、結論から分かりやすく解説しますので、安心してくださいね。
故障じゃないの?→ご安心ください、便利な機能の「オン」のしるしです
まず一番大切なことからお伝えします。
その鍵マークは、iPhoneの故障やエラー、ウイルスなど、危険なものでは全くありません。
これは、iPhoneに標準で備わっている「画面縦向きロック」という、とても便利な機能が「オン」になっていますよ、という単なるお知らせのアイコンなのです。
私(管理人)も、初めてこの鍵マークが画面に表示された時は、「え、スマホが完全にロックされちゃったの!?」なんて、少し焦ってしまった経験があります。
でも大丈夫、これはあなたのiPhoneライフをちょっと快適にしてくれる、味方のような機能なんですよ。
なぜこのマークが表示されるの?
では、なぜこの鍵マークが表示されるのでしょうか。
多くの場合、何か他の操作をしようとした時に、意図せず指が触れてしまい、この機能をオンにしてしまった、というケースがほとんどです。
この「画面縦向きロック」機能は、その名の通り、iPhoneの画面が勝手に回転しないように、向きを「縦」のままで固定(ロック)するためのものです。この機能がオンになっている間、右上に鍵マークが表示され続ける仕組みになっています。
iPhoneの鍵マークを消す(解除する)方法
さて、鍵マークの正体がわかって安心したところで、次はいよいよ、このマークを消す方法(つまり、ロックを解除する方法)を解説していきますね。
操作はとっても簡単で、おそらく10秒もかかりません。
ここでは、一つ一つの手順を丁寧に説明しますので、あなたのiPhoneを片手に、一緒に操作してみてください。
たった2ステップ!コントロールセンターで解除しよう
鍵マークのオン・オフは、すべて「コントロールセンター」という画面で行います。
手順は、たったの2ステップです。
- 「コントロールセンター」を開く
- 鍵マークのボタンをタップしてオフにする
たったこれだけです。とても簡単ですよね。
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
【重要】お使いのiPhoneに合わせた「コントロールセンター」の開き方
まず最初のステップ、「コントロールセンター」の開き方ですが、実はお使いのiPhoneの機種によって、操作方法が少しだけ異なります。
ホームボタン(画面の下にある丸いボタン)がないiPhoneか、あるiPhoneかで判断してくださいね。
- ホームボタンがないiPhoneの場合(iPhone X以降のモデル)
画面の右上の隅っこから、指を下に「スワイプ」します。(※スワイプ:指を画面に置いたまま、スーッと滑らせる操作です) - ホームボタンがあるiPhoneの場合(iPhone SE, iPhone 8以前のモデル)
画面の下の端っこから、指を上に「スワイプ」します。
このボタンをタップするだけ!
「コントロールセンター」を開くと、飛行機やWi-Fiのマークなど、たくさんのボタンが並んでいる画面が表示されます。
その中から、鍵のマークと、その周りを円を描く矢印がデザインされたボタンを探してください。画面縦向きロックがオンになっている時は、このボタンが赤色や白色で光っているはずです。
あとは、このボタンを指でポンと一度タップするだけ。
ボタンの色が消えて、背景と同じグレーになれば、「画面縦向きロック」は解除(オフに)なります。それと同時に、画面の右上に表示されていた鍵マークも、スッと消えるはずですよ。
逆に鍵マークを付ける(設定する)方法
無事に鍵マークは消せましたでしょうか?
これで、YouTubeなどを見ている時にiPhoneを横向きにすると、画面も合わせて回転するようになったはずです。
今度は逆に、「画面を縦のまま固定したい!」という時のために、鍵マークを付ける(設定する)方法も覚えておきましょう。こちらもとっても簡単ですよ。
操作は解除のときと全く同じ
操作方法は、先ほど解除した時と全く同じです。
- 「コントロールセンター」を開きます。
- 先ほどタップした鍵マークのボタンを、もう一度タップします。
ボタンが赤色や白色で光り、オンの状態になれば設定完了です。画面の右上に、再び鍵マークが表示されることを確認してくださいね。
どんな時に便利?「画面縦向きロック」の活用シーン
「でも、この機能ってどんな時に使うの?」と疑問に思うかもしれませんね。
実はこの「画面縦向きロック」、日常生活のちょっとした場面で、とても役に立つんです。
一番よく使われるのが、ベッドやソファで寝転がりながらiPhoneを操作するときです。
ロックをかけていないと、体の向きを変えるたびに画面が意図せずクルッと回転してしまって、「あーもう!」なんてストレスを感じることがありますよね。
そんな時にこの機能をオンにしておけば、どんな体勢でも画面は縦のまま。
快適にニュースサイトやSNSをチェックできます。
以前、私の知人から「iPhoneの画面が急に横にならなくなったんだけど、壊れたのかな?」と相談されたことがありました。
原因を調べてみたら、やはりこの鍵マークがオンになっていただけでした。
逆に、「寝ながら動画を見るときは、この機能をオンにすると便利ですよ」と教えてあげたら、「これは便利!」と、とても喜んでいました。
他にも、電車の中でレシピサイトを見ながら献立を考えるときなど、縦に長いページを集中して見たい時にも便利ですよ。
【あれ?】鍵マークが消せない…そんな時のチェックポイント
「解説の通りに操作したのに、なぜか鍵マークが消えない…」
「特定のアプリを使っている時だけ、どうしても画面が回転しない…」
万が一、そんな状況になってしまった時のために、いくつか簡単なチェックポイントをご紹介します。
アプリによっては画面が固定される場合も
まず考えられるのが、iPhoneの設定ではなく、使っているアプリ自体が画面の向きを固定しているケースです。
特に、多くのゲームアプリは、画面が横向きで固定されるように作られています。その場合、iPhone本体の「画面縦向きロック」がオフになっていても、アプリを使っている間は画面が回転しません。
一度、ホーム画面(アプリアイコンが並んでいる最初の画面)に戻ってみてください。
ホーム画面で鍵マークが消えていれば、iPhone本体の設定は正しく解除できていますので、問題ありません。
一時的な不具合かも?iPhoneを再起動してみる
何を試してもうまくいかない、という時は、iPhoneの一時的な不具合の可能性も考えられます。
そんな時は、伝家の宝刀「再起動」を試してみましょう。
人間が疲れたら一度眠るように、精密機械であるiPhoneも、一度電源を完全にオフにして、少し休ませてあげることで、内部のプログラムがリフレッシュされ、多くのちょっとした不具合が直ってしまうことがあります。
iPhoneの電源の切り方や入れ方は機種によって少し異なりますが、一度再起動してから、再度コントロールセンターの操作を試してみてください。
まとめ:iPhoneの鍵マークは怖くない!便利な機能を使いこなそう
今回は、iPhoneの画面右上に表示される鍵マークの意味と、その消し方・設定方法について、詳しく解説しました。
もう、謎のアイコンに戸惑うことはありませんね!
最後に、この記事の要点をチェックリストにまとめましたので、おさらいしてみましょう。
【要点チェックリスト】
| チェック項目 | ポイント |
|---|---|
| ✅ マークの本当の意味 | 「画面縦向きロック」機能がオンになっている、というお知らせのしるしです。 |
| ✅ 消し方・付け方 | 「コントロールセンター」を開いて、鍵マークのボタンをタップするだけです。 |
| ✅ 便利な活用シーン | 寝転がってスマホを操作する時や、縦長のページに集中したい時に役立ちます。 |
| ✅ もし困ってしまったら | アプリを閉じてみるか、iPhone本体を一度再起動してみましょう。 |
これであなたもiPhoneマスターに一歩前進!
見慣れないマークが表示されると、誰でも少し驚いてしまうものです。
でも、その意味を知って、自分で設定できるようになれば、それはもうあなたのiPhoneをより便利に使いこなすための「武器」になります。
今回の「画面縦向きロック」のように、iPhoneには、まだあなたが知らないかもしれない便利な機能がたくさん隠されています。
このブログ「ゼログラビティノート」では、これからもスマホがちょっと苦手な方にも分かりやすく、iPhoneの便利な使い方や楽しい小技を紹介していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね。
