結論： iPhoneで「ルーモス」ができない問題は、Siriの言語設定か、ショートカットアプリを使えば99%解決できます。
この記事を読めば、難しい専門用語なしで、誰でも3分でスマホのライトを呪文で点灯させる設定が完了します。友達に自慢できるハリー・ポッターの他の呪文も紹介しますよ！🧙✨
この記事でわかること 3点
- iPhoneのSiriで「ルーモス」ができない2つの原因
- スクリーンショット付きで分かりやすい具体的な設定手順
- ライトを消す「ノックス」や、もっと楽しめる他の呪文の設定方法
そもそも、なぜあなたの「ルーモス」は失敗するのか？
「Hey Siri, ルーモス！」と、映画の主人公になりきってiPhoneに話しかけてみたのに、Siriから返ってくるのは「すみません、よくわかりません」という無情な言葉…。
期待していただけに、がっかりしてしまいますよね。このセクションでは、まずあなたが魔法を使えない根本的な原因をサクッと解説します。
安心してください、あなたのiPhoneが壊れているわけでも、発音が悪いわけでもありません。原因は驚くほどシンプルなんです。
原因はSiriが日本語の「ルーモス」を魔法だと知らないから
結論から言うと、失敗する最大の原因は「初期設定のSiriが、日本語の『ルーモス』をライトを点けるための呪文だと認識していないから」です。
AppleのSiriは非常に賢い音声アシスタントですが、ハリー・ポッターの呪文のような特別なコマンドは、あらかじめ「これはこういう意味だよ」と教えてあげる必要があります。
特に「ルーモス」や「ノックス」といった呪文は、英語圏では標準で機能することがありますが、日本語環境ではまだ正式対応していない、というのが現状なんです。
つまり、Siriは「ルーモス」という言葉を聞いても、それが「ライトを点けて」という命令だとは理解できず、「”るーもす”という言葉をWeb検索しますか？」などと、見当違いの反応をしてしまうわけです。
でも、逆に言えば、Siriに「ルーモスと言ったらライトを点けるんだよ」と教えてあげさえすれば、問題は一瞬で解決します。
そのための魔法の道具が、iPhoneに標準で入っている「ショートカット」アプリなのです。
【体験談】僕も最初は「なんだよ！」ってなりました（笑）
何を隠そう、このブログの管理人である僕も、SNSで「iPhoneでルーモスができる！」という投稿を見て、意気揚々と試した一人です。
夜中に部屋を暗くして、雰囲気たっぷりに「ルーモス！」と唱えてみたものの、iPhoneは沈黙…。何度やってもライトは点かず、「なんだよ、ガセネタか！」って、正直ちょっとイラっとしました（笑）。
調べてみると、ただ唱えるだけではダメで、ちょっとした”初期設定”が必要だとわかったんです。
最初は「面倒くさそう…」と思いましたが、実際にやってみたら拍子抜けするほど簡単で、3分もかかりませんでした。
そして、設定後に初めて「ルーモス」でライトが点いた時の感動は今でも覚えています。
「うわ、ついた！魔法使いじゃん！」って、一人で興奮してました。
あなたにも、ぜひこの小さな感動と、友達を驚かせる楽しさを味わってほしい。
この記事を読みながら一緒に設定すれば、あなたも今日から魔法使いの仲間入りです！
iPhoneで「ルーモス」を実現する2つの方法
お待たせしました！ここからが本題です。
あなたのiPhoneで「ルーモス」の呪文を成功させるための具体的な方法を、誰にでもわかるように丁寧に解説していきます。
方法は2つありますが、結論から言うと「ショートカットアプリで設定する方法」が断然おすすめです。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、あなたに合った方法を選んでくださいね。
【非推奨】Siriの言語を英語にする方法（デメリットあり）
まず1つ目は、Siriが話す言語そのものを英語に変更してしまう方法です。
英語圏では「Lumos」が標準で機能する場合があるため、これが一番手っ取り早い解決策に見えるかもしれません。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「Siriと検索」をタップ
- 「言語」を選択し、「英語（アメリカ合衆国）」などに変更する
しかし、この方法には大きなデメリットがあります。
それは、今後Siriにお願いすることは、すべて英語で話さなければならなくなるということです。
「今日の天気は？」は「What’s the weather today?」に、「タイマーを10分セットして」は「Set a timer for 10 minutes」になります。
これは普段使いを考えると、かなり不便ですよね。
そのため、この方法は「どうしてもショートカットアプリを使いたくない」「英語の練習も兼ねてSiriと話したい」という特別な事情がない限り、全くおすすめできません。
「こんな方法もあるんだ」と、豆知識程度に留めておくのが良いでしょう。
【本命】ショートカットアプリで設定する方法（推奨）
こちらが本命、そして僕が心から推奨する方法です。
iPhoneに最初から入っている「ショートカット」という公式アプリを使います。
この方法の最大のメリットは、Siriの言語は日本語のまま、普段の便利さを一切損なうことなく、「ルーモス」という新しい命令だけを追加できる点です。
一度設定してしまえば、あとはいつでも呪文を唱えるだけ。
まさに理想的ですよね。
それでは、実際のステップを見ていきましょう。
一つ一つの手順を解説するので、焦らずゆっくり進めてください。
▼ステップ・バイ・ステップで設定しよう！
- ショートカットアプリを開く
ホーム画面にある、このアイコンのアプリを探してタップします。もし見つからなければ、ホーム画面を下にスワイプして「ショートカット」と検索すれば出てきます。 - 画面右上の「+」をタップ
アプリを開くと「すべてのショートカット」という画面になります。画面の右上にある「+」ボタンを押して、新しいショートカットの作成を始めましょう。 - 「アクションを追加」をタップ
「新規ショートカット」の画面に切り替わります。真ん中にある青い「+ アクションを追加」ボタンをタップしてください。 - 「フラッシュライトを設定」を検索して選択
上部の検索バーに「フラッシュライト」と入力します。すると「フラッシュライトを設定」という候補が出てくるので、それをタップして選びます。 - 動作が「オン」になっていることを確認
アクションが追加され、「”フラッシュライト”を”オン”に変更」と表示されていることを確認してください。青字の「オン」の部分をタップすると「オフ」や「切り替え」にも変更できますが、今回はライトを点けたいので「オン」のままでOKです。 - ショートカット名を「ルーモス」に変更
画面の一番上にある「フラッシュライトを設定」という仮の名前をタップし、「名称変更」を選びます。そして、キーボードで「ルーモス」と入力しましょう。これがSiriに呼びかける時の呪文になります。 - 画面右上の「完了」をタップして保存
最後に、画面右上の「完了」ボタンを押せば、すべての設定が保存されて完了です！お疲れ様でした！
これで、あなたのiPhoneは「ルーモス」という呪文を理解する準備が整いました。
「Hey Siri, ルーモス」と唱えてみよう！
さあ、いよいよ魔法を試す時です！
iPhoneに向かって「Hey Siri, ルーモス！」と、はっきりと話しかけてみてください。
サイドボタンを長押ししてSiriを起動してから「ルーモス」とだけ言っても大丈夫です。
どうですか？
カチッという音と共に、iPhoneの背面ライトが魔法のようにパッと点灯したはずです！
この瞬間、あなたはもう魔法使いです。
ぜひ暗い場所で試して、この小さな感動を味わってみてください。
魔法のあとかたづけ：「ノックス」でライトを消す設定
「ルーモス」で明かりを灯すことに成功したら、次に必要になるのはもちろん、明かりを消すための呪文ですよね。
原作ファンならおなじみの「ノックス（Nox）」も、同じように設定すれば使えるようになります。
せっかくなので、このまま一気に設定してしまいましょう。
これであなたの魔法はさらに完璧になります。
「ルーモス」と同じ！ショートカットで「ノックス」を登録
設定方法は、先ほどの「ルーモス」とほとんど同じなので、一度やったあなたならもう簡単です。
復習も兼ねて、サクッと作ってしまいましょう。
- 再びショートカットアプリを開き、右上の「+」をタップします。
- 「アクションを追加」を押し、「フラッシュライトを設定」を検索して選びます。
- ここが唯一の違いです。「”フラッシュライト”を”オン“に変更」の青い「オン」の部分をタップし、出てきた選択肢から「オフ」を選びます。
- アクションが「”フラッシュライト”を”オフ”に変更」になったことを確認します。
- 画面上部の名前を「ノックス」に変更します。
- 最後に右上の「完了」をタップすれば、消灯の呪文も登録完了です！
これで、「ルーモス」でライトを点け、「ノックス」でライトを消す、という一連の操作が呪文だけで完結するようになりました。
これであなたも完璧な魔法使い
わざわざコントロールセンターを開いて、懐中電灯のアイコンを探して…なんて手間はもう不要です。
両手がふさがっている時や、暗闇でiPhoneの場所を探す時など、声だけでライトを操作できるのは思った以上に便利機能ですよ。
何より、友人や家族の前で「ルーモス！」「ノックス！」とさりげなく披露すれば、驚かれること間違いなし。
ちょっとした小ネタ、裏技として、ぜひ活用してみてください。
【Androidユーザー向け】「OK Google, ルーモス」ができない場合
この記事は主にiPhoneユーザー向けですが、「OK Google, ルーモス」と検索して訪れたAndroidユーザーの方もいるかもしれません。
Androidスマートフォンの場合も、同じように音声アシスタントに呪文を覚えさせることで実現可能です。
▼Androidでの設定方法を見る
Androidの場合は、「Googleアシスタント」の「ルーティン」という機能を使って設定します。
iPhoneのショートカットと考え方は同じで、「『ルーモス』と言ったら、ライトを点けて」という命令のセットを作る作業になります。
Googleアシスタントの「ルーティン」機能を確認
お使いの機種やOSのバージョンによって、設定画面の場所が若干異なることがありますが、基本的な流れは同じです。
- 「OK Google」と話しかけるか、ホームボタン長押しでGoogleアシスタントを起動します。
- アシスタント画面で、自分のプロフィールアイコンなどをタップし、「設定」に進みます。
- 設定項目の中から「ルーティン」を探してタップします。
ルーティンの設定手順
- 「ルーティン」の画面で「新規」や「+」ボタンをタップします。
- まず「開始条件を追加」を選び、「音声コマンド」を選択します。
- コマンドとして「ルーモス」や「光よ」などを入力し、保存します。
- 次に「アクションを追加」を選び、「人気のスターター」の中から「ライトのON/OFF」のような項目を探すか、「カスタムアクションを試す」で「ライトを点けて」と入力します。
- 最後に保存すれば、ルーティンの完成です。
同様に、「ノックス」という開始条件で「ライトを消して」というアクションを登録すれば、消灯の呪文も使えるようになります。
ぜひ試してみてください。
もっと楽しむ！Siriで使える他のハリー・ポッター呪文
「ルーモス」と「ノックス」をマスターしたあなたなら、ショートカットアプリの可能性に気づき始めたはずです。
そうです、このアプリを使えば、あなたのアイデア次第であらゆる呪文をiPhoneに覚えさせることができるのです。
ここでは、僕が実際に設定して使っている、便利で面白い呪文の例をいくつか紹介します！
「シレンシオ」でマナーモードに
映画館や会議中など、急いで音を消したい場面で役立つのが、静寂の呪文「シレンシオ（Silencio）」です。
これをSiriに唱えるだけで、iPhoneをマナーモード（集中モード）に切り替えることができます。
新しいショートカットを作成し、アクションの検索で「集中モードを設定」を選びます。
「”集中モード”を”オン”に変更」の「集中モード」の部分をタップして「おやすみモード」などを選択し、ショートカット名を「シレンシオ」にすれば完成です。
これで、大事な場面でもスマートに音を消せますよ。
「アクシオ、〇〇（アプリ名）」でアプリを起動
呼び寄せの呪文「アクシオ（Accio）」を使えば、好きなアプリを声だけで一瞬で起動できます。
これが本当に便利で、僕も毎日使っています。
アクションで「アプリを開く」を選択し、次に起動したいアプリ（例えば「カメラ」や「マップ」など）を選びます。
そして、ショートカット名を「アクシオカメラ」や「アクシオマップ」のように、「アクシオ + アプリ名」で登録するのがおすすめです。
この設定を覚えてから、友人といる時に「アクシオ、カメラ！」と言ってカメラを起動したら、「え、何それ！魔法使いじゃん！」とすごくウケました。
ちょっとした人気者になれた気分です（笑）。あなたもよく使うアプリを登録して、ハンズフリーでスマートにiPhoneを使いこなしてみてください！
FAQ：よくある質問
ここまで設定を進める中で出てきたかもしれない、細かい疑問点についてお答えします。トラブルシューティングとしても役立ててください。
発音が悪いのでしょうか？
「ルーモス」の発音はあまり気にする必要はありません。ショートカットアプリで設定した名前は、Siriがある程度柔軟に認識してくれます。
「るーもす」でも「るぅもす」でも、ちゃんと聞き取ってくれることが多いです。
大切なのは、はっきりとSiriに話しかけることです。
もし認識されにくい場合は、ショートカットの名前をひらがなで「るーもす」と登録し直してみるのも一つの手です。
どのiPhoneでもできますか？
ショートカットアプリがインストールできるiPhoneであれば、基本的にどの機種でも可能です。
iOS 13以降を搭載したiPhoneであれば、標準でインストールされています。
もし古いiOSを使っている場合は、OSバージョンを最新のものにアップデートすることをおすすめします。
最新のOSはセキュリティも強化されているので、便利機能を使うためだけでなく、安全のためにもアップデートはこまめに行いましょう。
より詳しい使い方や仕様については、Appleの公式ガイドも参考にしてください。
参考リンク: Apple ショートカット ユーザガイド
アプリを消してしまった場合は？
「ショートカット」アプリは、間違えてホーム画面から削除してしまうこともあります。
しかし、心配はいりません。
Appleの公式アプリなので、App Storeからいつでも無料で再インストールできます。
App Storeで「ショートカット」と検索すればすぐに見つかりますので、もしアプリが見当たらない場合は試してみてください。
まとめ：今日からあなたもスマホで魔法を使おう！
今回は、iPhoneで「ルーモス」ができない原因と、それを解決する超簡単な設定方法について解説しました。
これで、あなたもハリー・ポッターの世界のように、呪文で光を操れるようになりましたね！
最後に、この記事の重要なポイントをチェックリストにまとめました。忘れてしまった部分があれば、ここを見返してください。
要点チェックリスト
| チェック項目 | 対応 |
|---|---|
| 「ルーモス」ができない原因 | Siriが日本語の呪文を知らないだけ |
| 一番おすすめの設定方法 | iPhoneの「ショートカット」アプリを使う 🧙 |
| ライトを消す呪文 | 同じくショートカットで「ノックス」を設定 💡 |
| もっと楽しむには？ | 「アクシオ」や「シレンシオ」も作ってみよう！📱 |
たったこれだけの設定で、毎日のスマホライフがちょっと楽しく、ちょっと便利になります。
ぜひ、今日紹介した「ノックス」や他の呪文の設定にもチャレンジして、あなただけの魔法のiPhoneをカスタマイズしてみてください！
